クリニック採用1

良い方を採用したいがなかなかうまくいかない。

多くの事業者様の悩みかと思います。

 

一度、募集掲載内容を改めてみてはいかがでしょうか。

勤務条件記載のみの掲載となってはいないですか?

もちろん、求職者にとって給与や勤務時間などの勤務条件は第一条件です。

しかし、勤務条件だけではなく、職場環境や働くイメージができるかどうかも

応募動機の大きなポイントにつながります。

条件内容についても、可能なかぎり詳細に記載することで、応募者との認識の乖離も

防げるでしょう。

 

では、求人票作成において、どのような点が重要で、どのような記載だと伝わりづらい求人票になってしまうのでしょうか。NGポイントについてまとめてみたいと思います。

 

①「職種」について

「職種」の表記の仕方については、求人作成において、最も重要な箇所であるといって

いいでしょう。求職者を惹きつけ、より詳細な求人情報へ進んでいただくために重要です。

・受付事務/電話対応など

・看護師(パート)

などと簡潔になりすぎていると、詳細な仕事内容や条件知っていただく機会を減らしかねません。

 

②「勤務条件」について

給与や勤務時間、そして仕事内容についての詳細情報の記載についてです。

給与や時間など応募者にとって、重要条件ではありますが、収入よりも仕事のやりがいや

仕事を通じた自身の成長を願う人材に応募してもらうためにも重要になります。

・受付業務

・電話対応

・事務業務

といったような抽象表現になっていないでしょうか。

また、時間帯についても

・10日~18日勤務可能な方

・9:00~18:00休憩あり

といった幅広い条件記載は、不明点が多く、イメージがしにくいためNGです。

 

③「職場環境」について

自分がどのような職場で、どんな風に働くのか、より具体的にイメージしてもらうために重要ですが、「女性が多い職場です」や「アットホームな職場です」といった表現は

抽象的で信ぴょう性に乏しいため、避けたほうがよいでしょう。

 

 

 

 

④ハローワーク利用時の注意点

ハローワークを利用し、求人票を作成する際は

下記のような文言が入った掲載になっていないか確認するようにしましょう。

自動的に入ってしまうことがあり、注意が必要です。

・「紹介状持参」を避けること

転職組の優秀人材にとっては、ハローワークへ出向くことが難しく

応募への大きなネック要素になります。

 

・「応募に関する質問事項はハローワークを通して行ってください」

応募者との接触機会を大幅に減らしかねません。条件についての相談や質問など

応募者から直接連絡をもらえるようにしましょう。

 

・「急募」は控えること

よくみる表現ですが、定着率が悪い印象を与えます。避けたほうがよいでしょう。

「即勤務可能」や入社日を具体的に記載するなどのほうがよいでしょう。

 

 

上記重要項目を踏まえ、どのように求人を作成すればよいのか、具体例もあげながら

次回説明いたします。