クリニックトラブル事例1 SNSの投稿

クリニックトラブル事例1 SNSの投稿

あるクリニックの従業員がSNSでクリニックのことを投稿していることが判明し、院長先生よりご相談を受けました。

投稿の内容としてはクリニックを批判するような内容でした。

入職時にクリニックの情報、個人情報については漏洩しない旨の誓約書を交わしていましたが、

就業規則については一応存在はしていた程度で運営に活用はされていない状況でした。

SNSの問題以外にも、その従業員は遅刻や欠勤等の問題もありました。院長先生としては、できれば辞めて欲しいとのご希望でした。

・まずは遅刻や欠勤等については間を置かずに指導をしていただきました。

・また、就業規則を活用した指導ができるように就業規則の全面改正を実施しました。

・就業規則を作成後、従業員全員に内容を周知しました。特に服務規律や解雇等については十分に説明をし、事業所内のルールであること理解してもらい日常の指導にも活用できるようにしました。

・問題の従業員については、就業規則作成後の指導は就業規則を活用して実施しました。

結局、就業規則を活用して指導を数回実施した結果、自主的に退職されることとなりました。

就業規則を実態に合わせて作成・変更することで、明確な基準ができて指導がしやすくなります。